OSANPO MUSEUM

おさんぽミュージアム
大阪市立東洋陶磁美術館編

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おすすめ回遊コース

「館周辺に所在するお店を紹介するコーナーです」

2024年4月にリニューアルオープンし、注目を集める大阪市立東洋陶磁美術館。今回は東洋陶磁美術館を起点に、中之島エリアでさまざまなアートに触れるコースをご紹介します。創造力を刺激される、クリエイティブな一日を。

9:30

STEP 1
大阪市立東洋陶磁美術館

2件の国宝と13件の重要文化財を含む
多彩なコレクションの奥深い魅力に迫る。

1982年開館、2024年4月にリニューアルオープンした、世界第一級の質と量を誇る東洋陶磁の美術館。国宝「油滴天目茶碗」は、こだわりの照明や高透過ガラスを採用した専用独立ケースに展示され、360度じっくりと堪能できます。全体として展示ケースには、陶磁器本来の魅力を最大限に引き出す紫励起LED照明を採用。さらに、テグス等での固定が不要な免震台、作品に近づき目線を合わせて鑑賞できるひじ置き台なども導入し、没入感を高めています。また、天窓から差す自然光の下で作品を鑑賞できる、世界初の「自然採光展示室」や、「油滴天目茶碗」の形状を再現した茶碗型コントローラーを動かすことで、実際に作品を手に持って鑑賞する感覚を味わえる体験型展示も必見です。

住所 大阪市北区中之島1-1-26
電話 06-6223-0055
開館時間 9:30~17:00(入館は~16:30)
休日 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)、展示替え期間
HP https://www.moco.or.jp/
11:30

STEP 2
大阪市立東洋陶磁美術館ミュージアムショップ

お気に入りの収蔵品を身近に感じられる
実用性のあるオリジナルグッズが勢揃い。

東洋陶磁美術館で作品鑑賞を楽しんだ後、帰り際に立ち寄ることのできる館内のミュージアムショップ。展覧会図録やポストカード、クリアファイルといった定番アイテムに加えて、代表的な作品や人気の収蔵品をモチーフにした当館オリジナルグッズも展開しています。絶妙な大きさ&厚さで高級感と存在感のあるアクリルマグネットや、アクセントになる可愛らしいクリップバッジ、ワンポイントに映えるロールステッカー、日常使いに便利なポーチ、オシャレなサーモボトルなど、充実のラインナップ。特別感のある有田焼のガラスペンも、ここでしか手に入らない一品です。来館の記念はもちろん、おみやげにもきっと喜ばれるはず。

住所 大阪市北区中之島1-1-26
電話 070-3316-7183
営業時間 9:30~17:00
休日 美術館の休館日に準ずる
HP https://www.moco.or.jp/facilities/shop/
12:00

STEP 3
café KITONARI

収蔵品モチーフのメニューは必食!
美術館の隣でのんびりランチを満喫。

東洋陶磁美術館の印象的な全面ガラス張りエントランスから続く、同じくガラス張りの明るく開放的なカフェ。美術館や周囲に広がる中之島公園と一体になったかのような気分に浸れる心地良い空間で、さまざまなメニューが味わえます。ハムチーズをはじめとした4種類のボリュームたっぷりホットサンドやパスタ、カレーなどの軽食メニューはランチにぴったり。さらに、ここならではの収蔵品をモチーフにしたユニークかつ華やかなドリンク&スイーツが楽しめます。おすすめは「木葉天目」。特製の濃厚チョコレートムースに桑の葉型の金箔をあしらった贅沢な逸品です。美術館での鑑賞の余韻そのままに、作品の世界観を目でも舌でも楽しんで。

住所 大阪市北区中之島1-1-26
電話 070-3316-7416
営業時間 9:30~17:00(L.O.16:30)
休日 美術館の休館日に準ずる
HP https://www.moco.or.jp/facilities/salon/
13:00

STEP 4
こども本の森 中之島

迷い込んだのは本の森。冒険気分で
未知の世界へ誘われ、出会いや発見に心躍る。

大阪出身の建築家・安藤忠雄氏によって建てられ、大阪市へ寄付された文化施設。「こどもたちに多様な本を手にとってもらい、無限の創造力や好奇心を育んでほしい」「自発的に本の中の言葉や感情、アイデアに触れ、世界には自分と違う人や暮らしが在ることを知ってほしい」との想いから、絵本や幼年童話、児童文学、小説、各分野の図鑑、自然科学書、芸術書などさまざまなジャンルの本を12のテーマに分けて展開しています。壁一面が本棚と化した3層の吹き抜け空間に階段やブリッジ通路を巡らせ、奥には静寂に包まれた円筒の空間や360度本に囲まれる円形の部屋なども設けた館内は、まるで立体迷路のよう。こどもはもちろん、大人もワクワクが止まりません。

住所 大阪市北区中之島1-1-28
電話 06-6204-0808
開館時間 9:30〜17:00 ※90分毎の入替制、詳細はHPにて。
休日 月曜(祝日の場合は翌平日)、蔵書整理期間、年末年始
HP https://kodomohonnomori.osaka/
14:00

STEP 5
アートエリアB1

気軽に入れるオープンなパブリック空間で
多様なクリエイティブに触れる。

京阪電車なにわ橋駅地下1階コンコースに広がる、オルタナティブ/コミュニティスペース。文化・芸術・知の創造と交流の場として、各種展覧会や音楽イベントなど多彩なプログラムを展開するほか、関西を中心に全国各地で開催されているアート展の情報発信も行っています。一方、中之島周辺に点在する文化施設などを中心とした13機関による国内最大規模の創造ネットワーク組織「クリエイティブアイランド中之島」の事務局があるのもこちら。中之島エリア全体をユニークべニューとしての「創造的な実験島」に見立て、さまざまなクリエイティブコンテンツを開発・創出。“世界中の人々が訪れ集うクリエイティブなまち中之島”を目指し、活動しています。

※写真は取材時に開催されていた「京阪沿線魅力再発見2024『ぶらり京都と森めぐり』京都府立植物園100年の歴史展」の様子です。

住所 大阪市北区中之島1-1-1 京阪電車なにわ橋駅B1F
電話 06-6226-4006
開館時間 12:00〜19:00 ※プログラム開催時は異なる。
休日 日曜、月曜、年末年始
HP https://artarea-b1.jp/
15:00

STEP 6
中之島ソーシャルイート アウェイク

昔ながらの大人の社交場を彷彿とさせる
洒落たレストランでティータイム。

大阪市中央公会堂地下1階のレストラン。ここは昔からレストランとして使われてきた場所で、2015年に同店がオープンする際もその歴史を継承。床や壁などには手を加えず独特の雰囲気を残したまま、機能的な家具を取り入れてモダンかつゆったりと寛げる空間となっています。ランチやディナーメニューはもちろん、パティシエ特製スイーツやドリンクも豊富でカフェ使いもおすすめ。定番人気の「エンゼルフードケーキ バニラキャラメル」は、しっとりフワフワの生地にたっぷりのクリームとキャラメルソースをのせて。「スコーン」はラムレーズンやホワイトチョコなど、季節によって味わいが変わります。「アールグレイ」を始めとした紅茶やコーヒーと共に優雅なひと時を。​

住所 大阪市北区中之島1-1-27 大阪市中央公会堂B1F
電話 06-6233-9660
営業時間 11:00〜21:30(L.O.21:00) ※貸切予約の際は変動。
休日 第4火曜
HP https://nakanoshima-social-eat-awake.jp/
16:00

STEP 7
大阪市中央公会堂

大正ロマン漂うネオルネッサンス様式の
壮麗な佇まいが目を引くランドマーク。

1918年に竣工以来、1世紀近くにわたって国際的な一流アーティストによるオペラやコンサート、各界著名人の講演会などが開催され、大阪の文化・芸術の発展に深く関わってきた公会堂。時代の流れと共に役割を変えつつ、今もなお市民の活動拠点としてさまざまに活用されています。2002年には国の重要文化財に指定されました。基本的に貸館として利用されるため関係者以外の立ち入りはできませんが、地下1階の「展示室」とそこへ続く廊下の各所に設けられた「自由見学エリア」は誰でも見学が可能。創建から平成の保存・再生工事を経て現在に至る歴史が分かる史料や、かつて使用されていた設備・備品など、貴重な展示の数々を間近に見られます。

住所 大阪市北区中之島1-1-27
電話 06-6208-2002
開館時間 9:30〜21:30(電話受付時間~20:00) ※展示室は~20:00。
休日 第4火曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月4日)
HP https://osaka-chuokokaido.jp/
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