おさんぽミュージアム
大阪市立美術館編


おすすめ回遊コース
「館周辺に所在するお店を紹介するコーナーです」
2025年3月にリニューアルオープンし、賑わいを見せる大阪市立美術館。今回は美術館をはじめ、見どころたくさんの天王寺公園内をぐるりと巡るコースをご紹介します。アートや自然、動物たちに心和む癒しの一日を。
STEP 1
大阪市立美術館
いつでも気軽に訪れて思い思いに過ごせる
魅力いっぱいの「ひらかれたミュージアム」。
1936年5月、日本で3番目の公立美術館として開館。2025年3月1日には、開館以来の規模となる約2年5か月に及ぶ大規模改修工事を経てリニューアルオープンしました。国の登録有形文化財である建物の外観を保全しつつ、最新の技術・設備を用いて心臓部である展示・収蔵環境を向上。さらに、美術品動線の改善によって休館せずに展示替えが可能となり、年間約300日開館するいつでも楽しめる美術館となりました。一方、館内は展示室等に入る以外はほぼ無料ゾーンに。天王寺公園のグラウンドレベルから入館できるエントランス、自由に出入りできるパブリックスペースや美しい日本庭園「慶沢園」を臨むテラスなども新設され、誰もが親しみやすい、「ひらかれたミュージアム」をめざしています。

※写真はイメージです。館内装飾は時期により異なります。


住所 | 大阪市天王寺区茶臼山町1-82 |
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電話 | 06-6771-4874 |
開館時間 | 9:30~17:00(入館は~16:30) |
休日 | 月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月4日) |
HP | https://www.osaka-art-museum.jp/ |
STEP 2
大阪市立美術館カフェ「ENFUSE(エンフューズ)大阪」
天下の台所・大阪ならではのメニューで
お腹も心も満たされるランチタイム。
美術館のリニューアルと同時に、館内1階にオープンしたカフェ。美術館が持つ歴史的価値と建築美を活かしつつ、現代的なデザイン要素を織り交ぜた空間は、静かにゆったりと落ち着ける雰囲気です。館外から直接アクセスできる出入口や開放的なテラス席も備え、さまざまな人がふらりと立ち寄れるお店となっています。9:30~のモーニングに続いて、11:30~15:00はランチを提供。天下の台所と呼ばれた大阪にちなみ、関西近郊を中心とした各地の素材で作る、多彩な料理を盛り込んだ「古今東西おかずのプレート」は食べ応え抜群です。食後はオリジナルブレンドの自家焙煎「ドリップコーヒー」と、どこか懐かしさを感じる「プリンアラモード」で、ほっと和みのひとときを。



住所 | 大阪市天王寺区茶臼山町1-82 |
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電話 | 06-6718-5744 |
営業時間 | 9:30~19:00(L.O.18:00) |
休日 | 美術館休館日に準ずる |
HP | https://www.osaka-art-museum.jp/shop/cafe |
STEP 3
大阪市立美術館ミュージアムショップ
ユニークなミュージアムグッズはもちろん
選りすぐりのセレクトアイテムも必見。
美術館のリニューアルに合わせてオープン。歴史ある美術館の外観装飾をモチーフにしたトートバッグやマグカップをはじめ、美術館の館蔵品に周辺の風景も散りばめたポップなデザインの手ぬぐい、個性あふれる美しい館蔵品をモチーフにしたブックマークやユニークなステッカー、キーホルダーなど、バリエーション豊富なオリジナルグッズの数々が揃います。さらに、同店は誰でも気軽に出入りできる美術館内の無料ゾーンに位置することから、日常的に立ち寄りたくなるセレクトショップとしての側面も。センスが光るステーショナリーやアクセサリー、インテリア小物など、知る人ぞ知る作家やブランドによる多彩なプロダクトの数々は要チェックです。



住所 | 大阪市天王寺区茶臼山町1-82 |
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電話 | 06-6777-9131 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
休日 | 美術館休館日に準ずる |
HP | https://ocmfa-ms.shop/ |
STEP 4
慶沢園
周囲の喧騒から離れてのんびり散策。
格式高い純日本風庭園の様式美に触れる。
住友家15代当主の茶臼山本邸の庭園として、1908年~1918年に造営された林泉回遊式庭園。近代日本庭園のスタイルを確立した造園家・第7代小川治兵衞によるものです。中央に大池を配し、その周辺には飛石や橋をめぐらせ、四阿(あずまや)なども設置。さらに北東には築山が見られ、麓には滝が流れます。1926年に住友家から大阪市へ寄贈されて以降、大阪市指定文化財として一般公開されてきましたが、2025年3月1日、美術館と同様に本庭園もリニューアルオープンしました。作庭当時の姿の復元や魅力向上を図るため、樹木の仕立て直しや園路整備等の改修がされたほか、美術館から庭園を、庭園から美術館を望めるように空間を整備。一体感のある美しい眺望が楽しめます。



住所 | 大阪市天王寺区茶臼山町1(天王寺公園内) |
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電話 | 06-7494-3583(慶沢園管理事務所) |
開園時間 | 9:30~17:00(入園は~16:30)※5月・9月の土日祝は~18:00(入園は~17:30) |
休日 | 月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月1日) |
HP | https://www.keitakuen-garden.jp/ |
STEP 5
天王寺動物園
都会の中に広がる大自然!
のびのび暮らす動物たちを間近に観察。
1915年開園、110周年を迎えた歴史ある動物園。約11ヘクタールの園内に、ホッキョクグマやレッサーパンダなど約170種1,000点の動物が暮らしています。カバやサイ、キリン、シマウマ、ライオンなどが暮らす「アフリカサバンナゾーン」、ペンギンとアシカが暮らす「ペンギンパーク&アシカワーフ」、ワニやトカゲ、準絶滅危惧種のニホンイシガメなどが暮らす「アイファー(爬虫類生態館)」をはじめ、各エリアそれぞれ生息地の景観を可能な限り再現し、そこに暮らす動物の様子を紹介する生態的展示を導入。さまざまな自然環境をリアルに感じられると人気です。のんびりゴロゴロしたり、ダイナミックに動き回ったり、色々な表情を見せる動物たちに思わず釘付け。



住所 | 大阪市天王寺区茶臼山町1-108 |
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電話 | 06-6771-8401 |
開園時間 | 9:30~17:00(入園は~16:00) ※5月・9月の土日祝は~18:00(入園は~17:00) |
休日 | 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月1日) |
HP | https://www.tennojizoo.jp/ |
STEP 6
てんしば/てんしばi:na(イーナ)
芝生の上に座ってひと息ついたら
多彩な食事やショッピングを楽しんで。
約7,000㎡の芝⽣広場を中心に、カフェやレストラン、子どもの遊び場、ドッグラン、フットサルコートなどが立ち並ぶ公園施設「てんしば」。天気が良い日は芝生広場にシートを広げてくつろいだり、食事を楽しんだりする人が多く見られる憩いの場となっています。また、芝生広場等では、一年を通してさまざまなイベントも開催されています。そんな「てんしば」からひと続きに、天王寺動物園のてんしばゲート横に展開されているのが「てんしばi:na(イーナ)」。この一帯は「育てよう!好奇心」をコンセプトに、アドベンチャー体験のできるアクティビティ施設やバーベキュー場、動物園グッズショップ、レストラン、カフェなどが軒を連ねています。



住所 | 大阪市天王寺区茶臼山町5-55 |
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電話 | 06-6773-0860(9:00~17:00) |
営業時間 | 7:00~22:00 ※店舗により異なる |
休日 | 店舗により異なる |
HP | https://www.tennoji-park.jp/ |