ミュージアムって楽しい!
By OSAKA MUSEUMS

ひとときの時間旅行へ。
大阪歴史博物館

難波宮跡公園と大阪歴史博物館

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最大の展示は足もとに!
地下に眠る難波宮の遺跡

大阪に置かれた古代の宮殿、難波宮(なにわのみや)。その所在は長らく謎に包まれていましたが、1961年の発掘調査によって、奈良時代の大極殿跡が確認されました。それは、“幻の都”の実在を示す大発見でした。現在も調査は続けられ、今では飛鳥時代と奈良時代の2時期の宮殿がみつかるなど、かつての壮大な都の姿を伝えています。

大阪歴史博物館の足もとには、難波宮が発掘時そのままの姿で保管されています。地下の見学スペースでは、前期難波宮の倉庫跡を間近で見ることも可能(要見学ツアー参加)。

2024年10月28日(月)まで、8階特集展示室において「新発見!なにわの考古学2024」を開催。大阪市内の発掘調査の成果を、出土遺物や写真パネル展示で紹介します。難波宮の調査成果もご覧いただけます(※会期が終了している可能性があります。詳細は各HPでご確認ください)。

大阪歴史博物館地下に広がる難波宮の遺構

“大阪が都になった日”を
リアルに体感

後期難波宮 大極殿(原寸復元)

古代の大阪(難波)は、東アジア世界に向けた交通の拠点であり、外交の窓口でもありました。その場所を選んで難波宮は置かれ、最初は大化改新(たいかのかいしん)にともなって大化元年(645年)に、その後は聖武天皇によって天平16年(744年)にそれぞれ首都になりました。

10階にある古代フロアの「大極殿」は、奈良時代に大阪が都となった日の様子を原寸大のフィギュアによって再現しています。難波宮を訪れた後、博物館へ寄り道をして、ひとときの時間旅行に出かけてみませんか?