By OSAKA MUSEUMS
リニューアルオープン!
大阪市立科学館
日本初のプラネタリウム「カールツアイスⅡ型投影機」
日本で初めてつくられた、
科学を楽しむ博物館。
多くの人々が
満天の星のとりこに。
1937年、大阪市立科学館の前身にあたる大阪市立電気科学館がオープンしました。もっとも注目されたのが、日本初のカールツアイスⅡ型プラネタリウム。ドームスクリーンに世界中の星空を本物そっくりに映し出す、当時最先端の機器でした。投影された満天の星に、多くの人々がとりこになりました。当時小学生だった手塚治虫氏も夢中になった一人です。
大阪大空襲で、電気科学館は建物の一部を焼失。一時休館に追い込まれますが、戦後まもなくしてプラネタリウムの投影を再開し、市民の心を癒しました。
1989年、建物の老朽化により電気科学館は閉館します。その後、中之島にある大阪大学理学部の跡地に移転し、大阪市立科学館として新たな一歩を踏み出しました。開館以来、“科学を楽しむ博物館”として親しまれています。
ワークショップスペース
の新設など、
科学をさらに身近に
感じられる空間に
2024年8月、「他にない、みんなで、科学を楽しむ、快適空間の構築をめざして」をスローガンに、展示場全体をリニューアルオープンしました。展示場1階にはワークショップスペースを新設。科学館スタッフと話をしながら、みんなで一緒に科学を体験できる空間です。2階では身近な科学現象を体験でき、3階では身のまわりの物質を化学の視点で楽しめます。また、4階は、前身である電気科学館の展示を再現しています。
その他にも、「本物、実物、生の現象」にこだわり、大人から子どもまで、科学をさらに身近に感じられる展示物が勢ぞろい。さらにパワーアップして生まれ変わった大阪市立科学館に、ぜひ足を運んでみてください。