2024.1.10
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「決定版! 女性画家たちの大阪」(大阪中之島美術館)
2023.12.23 – 2024.02.25
大阪中之島美術館
概要
約百年前の大阪では多くの女性日本画家が活躍しました。大正元年(1912)に島成園(しま・せいえん)が20歳で文展に入選すると、その成功に触発された木谷千種(きたに・ちぐさ)や生田花朝(いくた・かちょう)なども官展に入選を重ねます。また、美人画や歴史風俗画に加えて、江戸時代から大阪に興隆した南画(文人画)の分野においても、河邊青蘭(かわべ・せいらん)や融紅鸞(とおる・こうらん)などが実力を発揮しました。成功を収めた女性画家は、自らの画業を追求するにとどまらず、後進の女性を育成するため画塾を開きます。門下生たちも師に続いて公募展や塾展に挑み、大阪の女性画家の裾野はさらに広がりました。当時の美術界は、東京と京都がその中枢を担い、制作者は男性が大多数を占めていましたが、女性日本画家の活躍において大阪は他都市と肩を並べており、その存在は近代大阪の文化における大きな特色のひとつとなりました。
本展では、「島成園と浪華の女性画家」展(2006年)の開催を端緒とする調査研究に、近年の新たな成果を加えて、全国的にも注目を集めた50名を超える近代大阪の女性日本画家の活動を約150点の作品と関連資料でご紹介します(一部展示替えあり)。お稽古事や趣味にとどまらず、画家として社会的な成功を夢見た女性たちを育んだ、大阪という都市の文化的な土壌についても考える機会とします。
展覧会情報
会期 | 2023年12月23日(土) – 2024年2月25日(日) 前期:12月23日(土) – 2024年1月21日(日) 後期:1月23日(火) – 2月25日(日) *月曜日(1/8、2/12を除く)、12/31、1/1休館 |
開場時間 | 10:00 – 17:00(入場は16:30まで) *2月10日 – 2月25日の期間は10:00 – 18:00(入場は17:30まで) |
会場 | 大阪中之島美術館 4階展示室 |
主催 | 大阪中之島美術館、産経新聞社、関西テレビ放送 |
後援 | ラジオ大阪 |
観覧料 | 一般 1800円(前売・団体 1600円) 高大生 1000円(前売・団体 800円) 中学生以下 無料 当館メンバーシップ会員の無料鑑賞/会員割引 対象 *災害などにより臨時で休館となる場合があります。 *税込み価格。団体は20名以上。 *20名以上の団体鑑賞をご希望される場合は事前に団体受付フォームにてお問い合わせください。 *学校団体の場合はご来場の4週間前までに学校団体見学のご案内からお申込みください。 *障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は当日料金の半額(要証明)。ご来館当日、2階のチケットカウンターにてお申し出ください。(事前予約不要) *一般以外の料金でご利用される方は証明できるものを当日ご提示ください。 *本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。 *[相互割引] 本展観覧券(半券可)のご提示で、「モネ 連作の情景」(2024年2月10日(土)– 5月6日(月・休))の当日券を100円引きで2階チケットカウンターでご購入いただけます。 ・いずれも対象券1枚につき1名様有効です。 ・チケットご購入後の割引はできません。 ・他の割引との併用はできません。 【チケットの主な販売場所】 大阪中之島美術館チケットサイト、オンラインチケット(etix)、イープラス、ローソンチケット(Lコード:58877)、チケットぴあ(Pコード:686-575)、セブンチケット(セブンコード:101-957)、アソビュー、CNプレイガイド、ほか |
お問い合わせ | 大阪市総合コールセンター(なにわコール) 06-4301-7285 受付時間 8:00 – 21:00(年中無休) |
詳細 | 公式サイト |
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