By OSAKA MUSEUMS
リニューアル後の市立美術館には、
ミュージアムの楽しさいっぱい!
大阪市立美術館 正面外観(撮影:佐々木香輔 )

建物そのものを楽しむ
1936年に旧財閥・住友家に寄贈され、日本で3番目の公立美術館として開館した大阪市立美術館。その建物は国の登録有形文化財に指定されています。優美な外観は保全されつつ、開館以来最大規模となる改修工事を経て、2025年3月にリニューアルオープンしました。
館の中心部である中央ホールは無料ゾーンです。
1977年に増設した天井を撤去したところ、創建当初の天井が姿を現しました。吹き抜けの2階にあるステンドグラスに光が差す様子も美しく、まるで宮殿のような重厚な雰囲気です。
併設されたカフェも天井を撤去すると、当初の高い天井が現れました。窓の装飾も当時のまま、レトロでかわいらしい印象を感じさせます。
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中央ホール
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2階ステンドグラス
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カフェ内
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カフェの窓 外側
作品を楽しむ
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特別企画展「What’s new!大阪市立美術館 名品珍品大公開!!」など過去のコレクションの展示の様子
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特別企画展「What’s new!大阪市立美術館 名品珍品大公開!!」など過去のコレクションの展示の様子
国宝や重要文化財に指定された貴重な作品を含む、日本・中国の絵画・彫刻・工芸など8,700件をこえる館蔵品を随時陳列する企画展示と、特別展を本館展示室で開催。また、改修後は開館しながら展示替えを可能とすることで年間の開館日数も増え、企画展示は随時開催しています。
さらにリニューアルを機に、ガラス高3.74m、総幅13.1mの国内最大級の照明設備が入った展示用ガラスケースを設置するなど、展示ケースや照明も一新され、展示作品がより美しく見えるようになりました。
2026年に開館90周年を迎える大阪市立美術館で、美の体験をお楽しみください。
<今後の展覧会>
大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念特別展「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」(会期:2025年7月5日~8月31日)
特別展「NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし」(会期:2025年9月20日~11月9日)
(最新情報は展覧会サイトをご覧ください。)